荒茶生産量第二位の鹿児島、その中でも最大の栽培地域である南九州市から枕崎市にかけて広がる南薩台地で育まれたやまかい。温暖な気候と広大な畑地で育まれる、さわやかな香りとコクのある味を特徴とする鹿児島の日本茶の中でもひときわ異彩を放つやまかいは、山のお茶らしい特徴から山の谷間を意味する山峡(やまかい)の名が付けられました。
つんと鼻を抜ける刺激臭に、ほのかに感じる酸味が特徴。人によって、干し草の様な青い香りに、ピクルスの様な酸味や、物によっては動物の皮脂の様な脂っぽさも感じられる不思議な茶葉、飲むたびに発見されるまた違った味わいに魅了されることでしょう。
お一人様軽く茶さじ一杯(3g)くらいを急須に入れ、熱めのお湯を急須に注いでおよそ30~45秒秒くらい待って飲むのがおすすめ。一度飲んだらやみつきになる、ちょっと癖のあるかほりをお愉しみください。
濃緑のつんととんがった針状の茶葉も個性的。一見とっつきにくそうなこのやまかいの癖のあるかほりと旨味、でも一度にはまったら、ほっこりと落ち着くのがとても魅力。
ほっとしたいひといきの時間や。
夜のリラックスしたいティータイムに大人なレーズンサンドと一緒にゆったりとした時間のおともにしたいなと思います。
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