雲巌の静謐~室町の時代からつながるくろばね茶への想い③


日本茶のある暮らし

現在、STORIES 毎月届けるお茶の話では、特別編として「雲巌(うんがん)の静謐(せいひつ)」の物語をお届けしています。毎日のコラムでも少しだけこの室町時代から続く「くろばね茶」の復活へ取り組んだお話をご紹介していきます。

やみぞあづまっぺ協議会の一員として、紅茶づくりを担うしげこさん、みちこさんのふたりは、古民家を改装した作業場でメンバーが集まって行われる週に一回の商品の製造作業が楽しくてしょうがないと口をそろえて話していました。グラム単位で茶葉を量りながらブレンドし、ひとつひとつティーバッグを作る作業は根気のいるものの、そこでのおしゃべりが楽しく、地域のつながりを生むことにもなっているようです。縁側カフェや茶摘み体験ツアーなど外からの人が訪れるイベントも、大切な人と人とのつながりが拡がるきっかけに。もともと伝統ある茶畑の復活を通じて、地域の横のつながりを作っていくことを目指していたやみぞあづまっぺ協議会。ここに暮らす人たちが大切に積み上げて作ってきたかけがえのない“場”こそが、まさに紅茶を通じて生まれた地域にとっての本当の財産かもしれません。


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