雲巌の静謐~室町の時代からつながるくろばね茶への想い②


日本茶のある暮らし

現在、STORIES 毎月届けるお茶の話では、特別編として「雲巌(うんがん)の静謐(せいひつ)」の物語をお届けしています。毎日のコラムでも少しだけこの室町時代から続く「くろばね茶」の復活へ取り組んだお話をご紹介していきます。

2012年5月、地元の活性化に関心や興味を持っている住民や主婦の女性をはじめとする老若男女22名の有志で集まった人たちでやみぞあづまっぺ協議会が結成され、荒廃した茶畑の再生に向けてスタートしました。荒廃した茶畑を本来の姿に整備するには当初はなかなかの苦労もあったようです。茶刈機の使い方や施肥のタイミング等も技術的に確立していなかったこともあり、多くの時間がかかりました。出来上がった茶葉は茎が多く残り、それをひとつひとつ女性たちがピンセットで根気強く取り除きながらなんとか出荷したこともあったようです。その苦労もあってか5月中旬に春摘み茶(一番茶)、7月下旬に夏摘み茶(二番茶)、9月上旬に秋摘み茶(三番茶)と年3回収穫できるほどにまでなり、市内のホテルやカフェなどでも取り扱いが始まるほどの人気商品になっていきました。


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