9月のNAGOMU TEA BOXでは、おじいちゃん、おばあちゃんと過ごしてきた時間や忘れかけていた懐かしい想いでがお茶とともによみがえり、心の癒しになるような日本茶3品をお届けしています。3つともに旨味や健康成分が多く、末永い長寿を祝うにはぴったりの日本茶たちです。
同梱したパンフレットを読みながら、「重陽」という9月の節句について読みながら、どの日本茶から愉しもうかなと、品定め。
その中でも一押しは「山の煎茶 南薩・やまかい」。
鹿児島・南薩台地、その温暖な気候と広大な畑地で育まれたやまかいは、つんと鼻を抜ける刺激臭に、ほのかに感じる酸味が特徴的で、人によって、干し草の様な青い香りに、ピクルスの様な酸味や、物によっては動物の皮脂の様な脂っぽさも感じられる不思議な茶葉です。
2つ目は、茶葉を仕上げる加工工程の中で選別される出物(でもの)と呼ばれる副産物のひとつ棒茶。旨味、甘味の成分は通常の葉っぱ以上、その特徴を最大限に活かすため、少し強めの火入れで仕上げ、「匠の微香茶 棒茶」としてご提供します。まだまだ暑さが厳しいこの季節、ぜひ冷茶でその旨味、甘味を感じてもらえたらと思います。
最後に、季節を感じられる自然なかほりをお茶と共に愉しめる季節のかほり茶シリーズからは、その棒茶と韃靼そばをミックスしたフレーバーティー。韃靼そばと棒茶という今までにない組み合わせで、身体に疲れを感じた時、ゆっくりしたい時にホッとする1杯をお愉しみください。
毎月恒例の伝統玩具をイラストにしたポストカード。今月は「うさぎの餅屋 蔦屋|山形県」。中秋の名月にちなんで、今月はうさぎが餅をつく愛らしい姿にほっこりしてもらえると嬉しいです。
今月のNAGOMU TEA BOXでも、いろいろな愉しみ方を見つけてもらえますように。
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