8月のNAGOMU TEA BOXの隠れた主役ともいえるのが「火香の焙じ茶 焙じ茶 浅炒り」。一番茶の番茶と棒茶のみを使用し、「浅炒り」で仕上げた、少し緑色が残った新鮮な焙じ茶です。弱火でじっくりと火入れを行い、新茶や上煎茶にある新鮮なお茶の香りを失うことなく、フレッシュな焙じ茶を飲んでいるかのような、浅炒りだからこその新感覚を体験できます。
少し茶葉の色や形も取り出してみたくなってしまうのが焙じ茶。煎茶のようにきれいにそろった形ではなく、武骨な風情を醸し出しているこの感じが、個人的に好きだったりもします。
おすすめの淹れ方は、お一人様中さじ1 杯強(3 ~ 5g)程度を急須に入れて、あつめのお湯を注いで、およそ20秒くらいで。
焙じ茶だからこそ、どんな淹れ方をしても、気軽にその茶葉の良さが愉しめるが良いところ。
愉しみ方もいろいろ。どんなものと組み合わせても、ぶつからずにその良さを引き出しながら、それでも自分の良さはしっかりと主張しながら、しっかり寄り添う強さがこの焙じ茶にはあります。
お茶漬けにしてみたり。
家族や友人とわいわいと楽しむ夕食のお供に添えてもいいかもしれません。
そして何よりの特徴が、焙じ茶は炒ることによって、茶葉に含まれているカフェインが昇華し、カフェインが少ないこと。浅炒りという新感覚をゆっくり愉しみながら、朝や睡眠前のリラックスに利用してみてはいかがでしょうか。
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