匠の微香茶 青茶 釜炒りが持つ香りの魅力


日本茶のある暮らし

7月のNAGOMU BOXでは、青茶(あおちゃ)釜炒りも愉しんでいただきたいお茶のひとつ。青茶はウーロン茶に代表される半発酵のお茶で、主に中国や台湾で製造されていますが、NAGOMUが提供する青茶は日本産というとても貴重なものです。静岡・川根の茶農家茶師益井悦郎氏によるこの青茶は、香駿という品種が本来持つ気高い香りを、十分な萎凋を通じて引き出しています。初めてNAGOMUの青茶を飲んでいただいた方の多くが、1煎目の鼻に抜ける芳醇な香りや2煎目以降の茶葉本来の花や果実、やわらかい甘みのあるミルクを思い起こさせるような香りに驚き、気に入っていただいています。

この青茶、香りを引き出すためにちょっとした淹れ方の工夫があります。まずはお一人様中さじ1(2g)くらいを急須に入れ、熱めのお湯をさっと注ぐのがコツ。

日本茶のある暮らし

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煎茶もそうですが、熱めのお湯で淹れることで、茶葉に閉じ込められていた香りが解き放たれて、一気に広がっていきます。急須にお湯を入れて4050秒くらい待ってから、湯呑やティーカップに注ぎましょう。注ぎながらそこから漏れ漂う香りを感じてください。

 

青茶は、いろいろなものと一緒に合わせて愉しめるお茶です。

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個人的な好みは、ミックスナッツやドライフルーツと温かい青茶の組み合わせです。特に夜のベッドに入り眠る前のちょっとしたひとときに、読みたかった本の続きを読むおともに、温かい青茶とミックスナッツ。ゆったりと徐々に体と気持ちがオフになっていくこの感じが、少し忙しかった1日の終わりに安らぎを与えてくれます。

冷茶で愉しむときは、ぜひフルーツと合わせたアレンジも愉しんでもらえたらと思います。旬のくだものを冷たく冷やした青茶のグラスに入れれば、そのくだものの甘みが青茶にも溶け込んで、ほんのり果実の香りが、また別の青茶の味わいを引き出してくれます。今回はももを使ったアレンジを愉しんでみました。

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ちなみにパイナップルもおすすめですよ。

 この「匠の微香茶 青茶 釜炒り」は単品での購入もできます。興味を持っていただいた方はこちらから。

 <美味しい淹れ方>

  1. お一人様中さじ1杯(2g)程度が適量です。
  2. お湯は熱めで注ぎましょう。
  3. 注いだら4050秒くらい待ってからお茶を愉しみましょう。

 


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